GQ 2024.10  BEOMGYU (TXT).

 

 

 

GQ「午前3時と午後3時が共存する人」。ボムギュを表現した言葉の中で、一番好きです。
BG私も好きです。

GQ予想はつくけど、ボムギュの言葉で聞きたいです。
BG以前は午後3時の私の姿だけが知られていたようです。明るい姿もあって、子供のようにいたずらをするのが好きなのも確かですが、それが私のすべてのように見られることもありました。「ボムギュは明るい人」と定義されてからは、明るい姿だけを見せていたことが後悔です。これでは人々が私を簡単に考えるのではないかと心配でした。今は、私には感情的で真剣な姿もあると多くの人に知ってもらえて嬉しいです。楽です。午前3時と午後3時のように全く違う姿が共存することがメリットであり、明確なキャラクターだと思います。面白くて良い修飾語だと思います。

GQ午前3時と午後3時のボムギュは別の人のようですか?
BG昔はそうでした。外では明るい姿だけを見せて、退勤後に一人でいるときは部屋で一言も話さないこともありました。そのギャップがとても大きかったのです。時々「こんな自分は本当の自分ではないのでは?」という考えも持っていました。今は、こんな姿も私であり、あんな姿も私だと受け入れています。

GQ変化を受け入れるようになった時点はありますか?
BGただ、自然でした。年数が積み重なり、時間が経つにつれて自分の中の考えが整理されていきました。自分をもう少し受け入れ、少なくとも自分のせいでストレスを感じないようにしようという考えの変化が自然に訪れました。

GQ足首の怪我で『GQ』の撮影が一度キャンセルされたことがあります。その後もツアー中だと思いましたが、すぐに『運動ちゃんボムギュ』シーズン2を始めるそうですね?このフォトシューティングもボムギュの意志で再び実現したんですね。
BG手を抜かずに全部やりたいです。バラエティでも、フォトシューティングでも、私を見つけて呼んでくれることは私にとって非常に大きなチャンスだと思っていて、その感謝の気持ちがとても大きいです。だから、できるだけうまくやりたいです。

GQ TOMORROW X TOGETHERのように世界的なアイドルになるのは簡単な考えではないと思います。私たちは意外と多くのことを当たり前に考えて生きていますから。
BG私は少しも当たり前だとは感じていません。アイドルはあふれていて、素晴らしくて上手な方がとても多いですよね。その多くの中で私を呼んでくれた?驚きですよね。だから、頑張らなければなりません。私たちのメンバーもそれぞれ輝いている人たちですから。一時は「私はなぜ自分の武器がないのだろう?」と悩んだこともありました。時間が経つにつれて、周りに与えられたものが当たり前ではないと感じるようになりました。だから、より感謝しています。最近は、こういった時間がとても大切です。辛いことよりも幸せが大きいです。

GQこれまでのインタビューで「幸せ」に対する考えが少しずつ変化しているのを観察するのが面白いですね。最近はどうですか?
BG最近はただ幸せです、率直に。

GQ幸せを見つめる目に変化がありましたか?
BG私は元々、日常的なことから幸せを感じる人です。しかし、私たちの生活には時々、諦めなければならない部分もありますよね。そのために苛立つこともあり、小さな幸せが遠ざかっていると感じて落ち込むこともありました。しかし、今考えてみると、周りに見つけられる幸せがとても多いです。

GQ以前の個人ラジオコンテンツ『ボムイディオ』で「日常からくる小さな幸せを感じることにした」という表現が新鮮に聞こえました。私は今まで幸せは感じるものだと思っていたので、「感じることにする」わけではなくて。
BG探そうとしなければ通り過ぎてしまうことが多いです。もう少しポジティブに世界を見るようにしたほうがいいですか?そう感じようとしていると、何でも幸せに見え始めました。当時は努力していましたが、今は無理にそうしなくても自然にそうなるようです。

GQ私にとって、撮影現場に向かう車の中でボムギュが歌ったADOYの「Wonder」の映像とキラキラ輝く漢江を交互に見ながら音楽を聴くことが、今日の小さな幸せでした。映像もすべてボムギュのアイデアだったんですか?
BG私はどのカバー曲をするか決めるとき、その曲でどんな映像を撮るかをシミュレーションします。最初にその音楽を聞いて感じた感情や浮かんだ場面を映像に移したいので、できるだけ最初の気持ちを忘れないように努力しています。「Wonder」やシティポップの音楽を聞くと、頭の中で広がる風景があるんです。

GQイメージが広がる音楽が好きだと思いますか?
BGうーん、そうかもしれません。

GQインディ音楽や古い音楽を好きなのもそのせいですか?
BG今を生きているからかもしれませんが、昔の時代に一度生きてみたいです。空が晴れ渡っていて、頭を上げると星が降ってくるような、今よりもずっと感性豊かな時代だったと思います。場所はどこでも構いません。昔の音楽を聞くと、体験したことのないその時代に生きているような気分になるので、だからいいんだと思います。

GQ最近はカメラにも夢中ですよね?どんな風景の前でカメラを構えますか?
BG川の水や海の水が揺らめく場面、雨の日に漢江の街灯の前で雨が落ちる様子が反射する風景、まっすぐ伸びた道に車が一台さっと通り過ぎる瞬間などです。

GQ撮影する瞬間が好きですか、それとも後で見返す瞬間が好きですか?
BG撮影する瞬間です。感情がありますからね。(笑)実は私のカメラはフィルムとデジタルの両方を使えるのですが、主にデジタルで撮っています。プリントしに行くのが面倒なので。あはは。カメラの中のメンバーたちの面白い写真はメンバーの誕生日に公開しないといけませんね。

GQ最近ハマっている言葉はありますか?曲を作るときにメモ帳に書いた言葉を組み合わせるそうですね。
BG「天国」。これ以上は言えません。

GQ最近曲作りをしたんですか?
BG最近、怪我のために休んでいる間に2、3曲ほど書きました。そして、ピアノとギターで書きたい曲もあります。最近エレキギターを基礎から学び始めたんです。以前は独学で弾いていたので、知らなかったことがたくさんありました。基礎から一つずつ再学習することで、曲を作ったり演奏したりする際にもっと多様な構成が生まれることを期待しています。私が作りたい曲はまだ構想段階です。

GQボムギュの構想作業はどのように進められますか?人それぞれ曲を書くスタイルが違いますよね。
BG時々素晴らしいラインやメロディーが思い浮かぶと、それを絶対に忘れないように必死に覚えておきます。「Thursday’s Child Has Far To Go」もトイレで手を洗っているときに突然ベースラインが浮かんできて作った曲です。乾いてもいない手で録音機をオンにして歌い、作業室に駆け込んで二晩徹夜で書きました。一度「フィーリング」を得ると、早く書く方です。最近は寝ようと横になってから、たくさんの考えをしています。どんなラインの前に何が来るか、後ろに何が来るかを想像するのが面白いです。

GQ「それまで井の中の蛙だったと思うし、今はやっと目を細めているくらいだ。でも目を閉じているのと開いているのは大きな違いだから。」初めてのアメリカツアーを収めたドキュメンタリー『OUR LOST SUMMER』でボムギュが言ったこの言葉がとても素敵に聞こえました。
BGおお、私のこと見てる?

GQ今はどのくらい目を開けていると思いますか?
BG今やっているツアーをすべて終わらせないと分からないと思います。

GQ初めてのツアーを終えてついに目を細めたとき、何が見えましたか?
BG最初に見えたのは僕たちのファンクラブ「モア」でした。空の観客席の前でのパフォーマンスとは次元が違いました。それに、ツアーを終えた後はスキルもそうですが、その他のこともすごく成長します。終わった後に振り返ると、その時初めて見えるものがあります。

GQ音楽の力を最も強く感じた瞬間を覚えていますか?
BG昨年のアメリカツアーの時です。飛行機の中でホ・フェギョンさんの音楽を聴きながら、辛くて不安だった気持ちがすべて消えていく体験をしました。まるで魔法のようでした。

GQその時、何がボムギュを辛くさせたと思いますか?
BGそれは私もよく分からないです。

GQ音楽の巨大な力が逆に怖く感じることはありませんでしたか?
BG音楽の力の恐怖よりも、うまくやらなければならないというプレッシャーや、間違えてはいけないという負担感が混ざり合って、ステージに上がる前にすごく緊張します。これは気持ちの良い震えというよりは、耐えがたい震えに近くて、この緊張はたくさんステージを経験しても減りません。どうか私の心臓が耐えてくれますように!

GQその時、どうやって気持ちを整えますか?
BGリフトが上がるまでずっと目を閉じて、自己暗示をかけます。「今までうまくやってきたし、今日もできる、できる。」

GQそれでもステージ上では痛みや苦しみを全く感じないと?
BG狂ってるからです。(笑)状況に気持ちよく狂って、完全に集中・没入できるんです。一度没入してしまえば、痛みも不安も全く問題になりません。リフトがぴったり止まる瞬間に目を開けて、ステージにフォーカスを合わせると、「悪い気分は全部消えろ!」と思うんです。その時は本当に楽しいです。

GQその気持ち、すごく気になります。
BG一度上がってみますか?(鼻をつまんでウィンク)