DAZED 25年2月号 Stray Kids チャンビン・ハン

大好きなバレンシアガとついに対面しました。普段からバレンシアガが大好きなんですね。

チャンビン どうやって知ったんですか?すごく好きで、普段もよく着てます。今はなかなか見かけることができないようなルックを着ることができたので、新鮮で不思議で、また楽しかったです。一回り大きくなったので、今ちょうどバレンシアガが似合うと思っていたのですが、ちょうどいい機会があって、不思議でした。これからもよく着たいです。(笑)

合、合、合!トゥリラチャとの出会いも特別なものになりますね。チャンビンとハン、8年間の「合」を振り返ってみると。

チャンビン ハンなら任せますね。本当に信頼してるので。この人もそうでしょうし、お互いを尊重し合ってるので、何を任せても安心です。意見が合わないのは、むしろ発展の可能性を垣間見る過程だと思ってます。トゥリラチャの合はすごくいいです。スリーラチャ(3RACHA)もいいですね 。

ハン スリーラチャを見ると、バンチャン兄さんが最初に道を切り開き、チャンビン兄さんがバトンを引き継いでひたすら走ります。僕は少し後ろから一生懸命追いかける感じです。8年間を振り返ってみると、兄さんたちのおかげをたくさんもらったと思います。合はいつも良かったと思います。もちろん意見の相違がある時もありますが、調整もうまくいってるし、会話もたくさんしてるので問題ないです。その多くの思い出を積み重ねながら、仕事も一緒にやってるので、相性が良いに決まってます。

チャンビン 主にハンとは仕事ばかりで、プライベートな時間はあまり一緒に過ごせなかったけど、最近は趣味が重なって会話のネタが増えました。仕事以外にも精神的に頼れる時間を一緒に過ごせるようになったので、そういう部分でまた別の相性が見えてくるんじゃないかと思ってます。その分、トゥリラチャの義理と友情は守られると信じてます。

これからの合はどうでしょうか。

チャンビン まあ、良くも悪くもないと思いますし、悪くも良くもないと思います。(笑) 彼がやりたいことがあれば尊重してついていくことができるし、僕がやりたいことがあれば、彼も僕を尊重してついていくことができます。良し悪しは別として、今のままの合でもっと独創的なものを考えようと思います。

ハン 8年くらい前から十分にお互いをよく知ってるので、合いが合うんですよね。10代後半から20代前半から中盤、そして後半まで一緒に過ごしてきた関係ですから。そんな和に執着するのではなく、ただ、より良いステージと音楽を作っていくつもりです。「Stray Kidsだけのもの」を素敵に作っていきたいです。

その「合」を掲げたアルバム「HOP」の話も気になります

チャンビン Stray Kidsと音楽の合、そしてメンバーの合がよく見えるアルバムです。タイトル曲はStray Kidsが初めて披露するオールドスクールヒップホップジャンルですね。テーマにふさわしく、「Walkin On Water」という曲自体にも自信と抱負がよく表れてます。

ハン メンバーのソロ曲一つ一つまでジャンルやミュージックビデオが全部違っていて、それぞれが追求する姿がはっきりしていて、聴いてる方も見てる方もとても楽しいと思います。僕たちが最初から好きだったこのようなヒップホップジャンルでステージを盛り上げていく過程が本当に幸せだったアルバムです。

プロデューサーの言葉で語るチャンビンとハンのソロ曲はどのように表現されているのでしょうか。

チャンビン 単純にステージの上で全部ぶっ壊すつもりで「無知で作った曲です。本当に何も計算せず、ただ踊ってラップしながらすべてのエネルギーを引き上げよう」とだけ考えました。ブルース・バナー博士がハルクになる過程がコンセプトです。「ウルトラ」注射を打ってウルトラ状態になり、ステージをぶっ壊すような内容です。ミュージックビデオもそうだし、ステージもそうだし、曲もそうだし。

普段、チャンビンさんをウルトラにするのは。

チャンビン ハハハ、僕は食べるとウルトラになります。昨日は僕なりに管理して、体力がない状態で撮影現場に来たんだけど、僕の大好きな平壌冷麺を食べすぐにテンションが上がって、歌ったり、スタッフさんにちょっかいを出したりして、(笑) そういう意味ではすごく単純な人間です。普段は食べ物を口に入れると元気が出るし、ステージでは客席を埋め尽くすステイを見た瞬間にアドレナリンが一気に出ますね。本当にウルトラ状態でステージに上がるんです。

本当に美味しかったみたいで、即興ラップまでしてましたね。(笑) ハンさんの「Hold my hand」はどうでしょうか。

ハン 作業を始めるときは、歌いながら走りたいという気持ちが大きかったんです。トラックメーカーの兄さんに「僕が走れる曲を一つ作ってくれ」って言って、トラックを先にもらって、僕がトップラインを付けて完成させた曲です。思い通りにステージを飛び回りながら歌える曲で、すごく嬉しかったです。ただ、過去の年上の人でも、今辛い時期を過ごしてる人でも、同じ時代を一緒に生きてる若者として、手をつないで一回力強く走り出そうという意味を込めました。

手を繋ぐという行為は、いろんな意味がありますよね。歓迎、信頼、導き、愛、なんでも。「Hold my hand」も、そういう思いから始まったのでしょうか。

ハン 仲間になろうという意味かもしれないし、慰めや和解の意味かもしれないし、「これから頑張ろう」という意味かもしれない。「頑張ってね」という意味もあります。いろんな意味があるんですけど、ただ、そのすべての意味を包含する曲だと思います。僕たちの人生で青で満たされる時間は10年か15年くらいだと思うんですけど、「その時期を憂鬱な藍色で埋めるのではなく、僕の手を握って、一度青く塗ってみよう」という思いもたくさんあったと思います。

音楽もバレンシアガを語る上で欠かせない重要な価値観です。プロデューサーとして、音楽とビジュアルの調和をどのような視点で見ているのでしょうか。

チャンビン バレンシアガは、ショーの音楽がいつも印象的ですね。曲を書くときは、アルバムのカバーやステージの様子、衣装などをすべて想像しながら書きますが、「どれだけ新しいか」「どれだけうまくできるか」「僕たちに合うか」、それが一番重要な検討事項だと思います。1年目、2年目、3年目、4年目、8年目まで、常に「Stray Kidsらしく、どれだけ新しいか」が優先されます。

ハン 音楽といえばビジュアルライジングが欠かせませんから。ミュージックビデオもそうですが、いつも完成されるビジュアルを一緒に想像しながら作業をします。「HOP」アルバムのソロ曲のミュージックビデオはどれもそういう面が特によく出ていましたね。兄さんもそうですし、メンバーもそうですし、それぞれの意見をたくさん出し合ったからです。僕たちの兄さん、弟たちのセンスが際立ったんじゃないかと思います。

ハンさんは以前、靴を集めたことがあるそうですね。アニメも好きですし。

ハン うわ~、それをどうやって知ったんですか?靴に夢中になってた時期があったんです。欲しい靴の中には高価なものも多くて、色別に集めてました。僕の好きなアーティスト、先輩がよく履いていたシリーズがあったんです。自分でカスタムして自分のスタイルで表現してる方が多くて、それがすごく羨ましかったんです。それが靴が好きだった理由だと思います。ファッションに興味がある人は誰でも靴に夢中になる時期がありますよね。記者さん、今履いてるのはどんな靴ですか?あっ、靴ですね。とにかく最近は昔と違って、安定感のある靴が好きなようです。

そもそも聞きたかった質問じゃないんですけど、(笑) やっぱりオタク気質が濃そうですね。とにかく何かが好きという気持ちは、創作の源泉になると思います。「愛情を注ぐ」というのは、ハンさんにとってどういうことなのでしょうか。

ハン あっ!ただ、本当に地面を掘るような感覚ですね。地面を掘ってると、よく掘れる部分と、逆によく掘れない部分があると思うんですよね。うまく掘れる部分だけを掘り続けるのは愛情じゃないと思うんです。ちょっとだけ味を見ただけで、うまく掘れない部分でも汗をかきながら掘って、掘って、掘って、掘って、掘って、掘って、掘り続けてこそ、その下にある宝物を手に入れることができると思うんです。愛情とはそういう感じです。努力し続けること、好きという気持ち、その初心を忘れずに掘り続けること。

チャンビンさんは?

チャンビン 僕は実は「倦怠期」が来ていたんです。今まで運動はウェイトだけだったんですけど、最近他の運動にたくさん触れて克服しました。何事も健康でないとできないので、最近は健康管理を一番気にしてます。

おっ、健康!

チャンビン 健康でいてください。

ハハ、ありがとうございます。もう「チュッテジャ」と言われるのは飽きたんですか。

チャンビン そう言ってもらえると本当にありがたいです。時間が経ちますし、その後も多くの方が新しいミーム(meme)を期待してくださっていますから。実はそういうのは狙って狙って出てくるわけではなく、言葉はそうですが、チュッテジャでもないので、(笑) そう覚えてくださってることが一番ありがたいです。

何かにこだわってコツコツと守っていく力は大切ですからね。Stray Kidsの7周年、守りたいものもたくさんあると思いますが、どうでしょうか。

チャンビン まずチームを守ったこと、それが一番大きいと思います。いつも大変な時期を乗り越えると幸せな瞬間が来て、また大変な時期が来る、それが毎回繰り返されるんですけど、この曲がり角をもっとベテランとして、余裕を持って乗り越えられるようになりたいです。メンバー全員、そういうアーティストになってほしいですね。

ハンさんもそう思いますか?

ハン あ~、完全に同意しますね。重要なのは、兄さんが全部言ってくれたので共感して、まずは健康….

チャンビン 財産を守らなきゃね。(笑)

財産?(笑)

チャンビン 財産とは、頭の中にある知識や音楽的なインスピレーション。

ハン そうそう、そういうものをしっかり守らなきゃいけないし、さらに発展させなきゃいけないし、STAYも守らなきゃいけないし。僕たちを愛してくれる人たち、僕たちが愛してる人たち、僕たちのために昼夜を問わず応援してくれるスタッフ。みんなのささやかな幸せを守れたらいいなという願いがあります。

最後に、今日着たバレンシアガのルックの中で、自分に一番似ているアイテムを教えてください。

チャンビン そのロングコートの長さが僕の身長と同じくらいだったんですけど。

ハン 似てる?!

チャンビン 似てる。

ハン 僕なら宇宙服ですね。丸みを帯びてるので。