ARENA HOMME+ 25年6月号 Stray Kids ヒョンジン

「忘れられるのが嫌で、後から振り返ってみて、自分自身もファンに後悔しないように頑張りたいと思ってます」

 

今日は自宅で自由でリラックスした時間を過ごしているような姿を写真に収めました。BGMにStray Kids(以下、スキズ)の曲を1曲流すとしたら、どんな曲を選ぶのか気になりますね。

明るくて明るい「I Like It」が思い浮かびますね。遊び心のある少年みたいな感じです。(笑) カルティエと一緒にヒップなムードで撮影できて楽しかったです。

 

カルティエのアイコニックなコレクションとヒョンジンは美的な面でも相通じるところがあるようですが、毎日身に着けるならどのような製品を選びたいですか?

もともとパンダ・ド・カルティエの時計が好きで、同じラインのリングやネックレスも素敵でした。アクセサリーはそれが目に留まり、時計は新しく出たサントス・ド・カルティエが良かったです。小さいサイズなので、よく着けられそうです。

 

5年前にリノと一緒に「ARENA HOMME+」に出会ったことがありますが、当時と今を比べると、何が一番変わったと感じますか?

世界をもっと広く見るようになったことです。当時は自分の仕事だけに没頭していて、視野が狭かったので、自分の主観がはっきりしてると勘違いしてました。(笑) 時間が経つにつれて、それがすべてではないと思うようになりました。先ほどおっしゃったように、今の僕は美的な視点で世界を見るようになりました。

 

最近見つけた美しさがあれば教えてください。

陶磁器です。以前はよくわからなかったので、似たようなものだと思ってたのですが、自分で陶芸をやってみて、「簡単そうに見えて、すごく努力が必要なんだな」と思いました。同じ形の作品を同じサイズで作り続けるのがすごく難しいんです。地道さの素晴らしさを痛感しました。

 

何事もやり続けるのは難しいですよね。月壺のように簡潔に見える作品も、ものすごい技術が必要ですよね。

そうですね。

 

幸せは見つけるもの」と言ったことがあります。最近、自分の幸せのためにしていることはありますか?

天気のいい日にやりたいことをしてます。たまに花を買いに行ったり、陶芸の教室に行ったり、音楽を聴きながらドライブをしたり、きれいなものが好きで、複雑な考えは捨てます。

 

一番好きな花は何ですか?

ヒマワリですが、買う花はその時その時違います。

 

ワールドツアー「dominATE」の話をしましょう。先日、ラテンアメリカ公演を終えましたが、この前の公演で一番印象に残っていることはありますか?

ツアーの全公演が良かったのですが、特に現場のエネルギーがすごかったですね。広々としたスタジアムでお祭りのような花火を打ち上げた時は、本当に感動しました。

 

スタジアムツアーも初めてでした。

スタジアムツアーをやり遂げたという達成感もありました。ラテンアメリカの「STY(スキズファンダム名)」には、今まで行けなかったことへの申し訳なさと、長い間僕たちを待ってくれたことへの感謝を感じました。 機会があればまた行きたいです。

 

6月18日には日本で3枚目のミニアルバム「Hollow」を発売し、日本、北米、ヨーロッパのワールドツアー公演も控えていますが、期待することはありますか?

もうすぐ発売される日本のミニアルバムの準備に励んでます。もうすぐなので、叙情的な曲にパフォーマンスもあるタイトル曲を披露する予定です。主にパワフルな歌を歌ってましたが、今回は落ち着いた雰囲気で準備しました。ツアーに向けても練習を重ねてます。日本を皮切りに、北米、ヨーロッパの3地域を回る予定です。特に期待することよりも、いつものように楽しんでいただけたらと思います。すべてのツアーが終わったら8月になりますね。

 

アルバム活動では、新たな姿を期待しても良いでしょうか?

久しぶりにスキズの柔らかい魅力が見られると思います。(笑)

 

STAYにとっては嬉しいニュースですね!スキズはメンバー全員が作詞作曲に参加することで知られていますが、「So Good」や「ice.cream」のようなソロ曲も発表されていますが、音楽的なインスピレーションはどこで得ますか?

日常の中でふとアイデアが浮かぶことがあります。奇妙なテーマが浮かんだり、インスピレーションを与えてくれる映画やドラマ、アニメを見たり。そんな時に作業をすることが多いですね。

 

最近もそのようなことがありましたか?

普段の考えをメモ帳にざっくりと書いてます。僕にとってメモ帳は「感情の整理箱」みたいなもので、感情を吐露する仕事なので、感情を解消するのにとても役立ちます。書き出したばかりの文章を読み返してみると、意味のあるフレーズになったり、自分を慰めたいときに書いた文章を取り出すこともあります。そうすると、「今抱えている困難も過ぎ去るんだ」と思い、心が一段と安らぎます。

 

感情整理ボックスの中身がそのまま歌詞になるんですね。

僕という人間がメモ帳に埋もれてるので、それをそのまま持っていかなくても自然に歌詞に溶け込んでいるみたいです。今は残りのツアーとアルバムの準備で忙しいですが、書いておいた曲、録音して公開してない曲もあるので、今後発表する予定です。

 

昨年7月にスキーズが再契約し、2025年のワールドツアーと2回のカムバック計画を発表したことで、今年はスキズにとっても有意義な年だと思いますが、どんな気持ちで日々を過ごしていますか?

僕を含め、メンバーはまだ喉が渇いてます。一度は頂点を目指そうという気持ちはみんな持ってます。一緒にやってきた時間が積み重なっていくので、途中で行き詰まっても、以前より巧みに解決することができます。時には疲れることもありますが、お互いに励まし合いながら続けていくことができます。忘れられるのは嫌なので、後から振り返ったときに自分自身やファンに後悔しないように頑張りたいと思います。

 

それがスキズの原動力なんですね。では、ヒョンジンを突き動かすものは何でしょうか?

決まり文句かもしれませんが、ファンです。STAYがいなければ、僕は前に進む理由がないんです。彼らに誇れるアーティストになりたいです。STYとスキズの世界で生きていきたいです。

 

やはり知られているように、ファン愛が並々ならぬものですね。あるインタビューで、批判的なフィードバックにこだわるのではなく、むしろそれをうまく受け入れて、栄養にしようと思っているという話をしました。驚いたことに、5年前の「ARENA HOMME+」と話した話と同じです

僕が他の人にアドバイスをするときも同じ気持ちですからね。すべてうまくいくようにということです。それを聞いて損することはないですから。僕はフィードバックでここまで来た人だと思うんです。僕に悪口を言ってた人が、僕の変わった姿を見て、「これを補完したんだ」と思うこともあります。もちろん、正しいか間違ってるかはよく見極めないといけないですけど。考えてみて、自分のためになることなら受け入れて、本当にそうでなければ、片耳で聞いて片耳で流す、そうやって生きてると楽なんです。

 

賢いですね。まだ年齢が多くないのに、ある程度達観している感じもしますね。

そうなんですか?5年後、また「布団キック」してるかもしれないですね。(笑)

 

いつの間にかデビュー7周年を迎えましたね。これまでの時間を一緒に過ごしてきたファンダム・STAYは、ヒョンジンにとってどのような存在ですか?

この質問は毎回受けますが、(笑) 永遠に一緒にいたい存在です。いなくなると寂しいですよね。だからもっと頑張るんです。STAYと愛を与え合う関係、この関係を維持したいですね。僕が頑張らないといけないですね。本当にありがたくて大切な人たちです。

 

最後に、今年の個人的な大小の目標があれば教えてください。

小さく言えば、もう少し安定感を見つけたいです。流れに任せて生きて、自分の心が穏やかであってほしいです。平穏な生活を追求することで、美しさや幸せを探し続け、フィードバックも健康的に受け入れられるようになります。今年はもう少しプレゼントのような年であってほしいです。自分自身に欲を言えば、もっと幸せになりたいです。世の中を幸せにしてくれ!そんな気持ちを持ってます。(笑)

 

たくさんの活動の中で、プレゼントのような一年になるといいですね。

(笑) ありがとうございます!

 

「平穏な暮らしを追求することで、美しさや幸せも探し続け、フィードバックも健康的に受け止めることができるようになりました。今年はもっとプレゼントのような一年にしたいですね」