JOSHUA, BY HIMSELF
デビュー10周年を迎えようとしているジョシュアは、SEVENTEENとして活動してきた過去を振り返り、こう話した。困難でありながらも楽しいことがいっぱいだった10年だったと。同時に、SEVENTEENとしてまだ行きたい場所があるとも語った。現実と理想、ステージと日常の境界を自由に行き来するジョシュアの物語。
2024年最後の<アリーナ>カバーを飾りました。今年もこの時期になると振り返ることが多いですね。今年「これだけは本当に買ってよかった」と思うことはありますか?
たくさんありますが、一つ選ぶとすれば「香水」です。私はどこへ行くにもバッグに香水を必ず入れて持ち歩いています。海外に行くときも必ず持っていきます。最近買った香水がありまして、使いながらも「これは本当に買ってよかった」と感じています。
今年はベリーのアンバサダーに選ばれ、話題になりましたね。そんなジョシュアさんは、普段朝にどんな服を選ぶかが気になりました。
私は朝、シャワーを浴びながらその日の服を考えるタイプです。トップスからボトムス、アウター、靴までの組み合わせをじっくり考えて、クローゼットの前でその組み合わせ通りに服を取って着ます。
自分を含めて、ステージ外で一番おしゃれなメンバーは誰ですか?
メンバーそれぞれが個性がはっきりしているので、誰が一番おしゃれだとは選びにくいですが、おしゃれをしているというよりは、服に興味があるメンバーを挙げることはできます。ホシ、ディエイト、クプス、そして私。(笑)この4人は他のメンバーに比べて服に興味が多く、さまざまな挑戦をしています。
ちょっと意外な質問ですが、ジョシュアさんのスマートフォンの背景画はどんな写真ですか?
スマートフォンを買うときに設定されている基本の背景画がありますよね。それをそのまま使っています。画面を開いたときに、時間や天気など、最も基本的な情報がすぐにわかる背景画です。
最近、SEVENTEENの定期的な集まりに不参加すると罰金を払うという事実が話題になりました。各メンバーが順番に集まりのコンセプトを決めるそうですが、ジョシュアさんがSEVENTEENの集まりを主催する時は、どんなことに気を使いますか?
私はいいレストランを探すことが一番重要だと思います。素敵な場所で好きな人たちとおいしい食事を食べるのは本当に楽しいですよね。私は主にファインダイニングレストランを探しています。ドレスコードはきれいに整えて、レストランの雰囲気に合うように落ち着きながらもドレッシーな服を選ぶことが多いです。
最も記憶に残るセブンティーンの集まりはいつでしたか?
先ほど話したコンセプトとは正反対ですが(笑)、セブンティーン全員でサウナに行ったことがあります。サウナを終えて近くのチキン屋でビールとチキンを食べたんです。本当に久しぶりに練習生時代に戻った気分でした。その日が最も記憶に残っています。
セブンティーンの武器はメンバー間の団結力だと思います。10年近く仲良くやってきた秘訣はありますか?
メンバー同士でたくさん会話をすること、それが秘訣かもしれません。私たちは、会話がどれだけ大切かをみんなよく知っています。仕事を共にし、長い時間一緒に過ごしていると、当然、気になることも出てきますよね。誰かに言いづらい悩みが生じることもあります。私たちはそんな時に一人で悩むことはありません。何か問題があれば、しっかりと話し合って感情を解決しようとします。もちろん、メンバーによってその感情や考えをすぐに伝える友達もいれば、一人で考える時間が必要な友達もいます。それをお互いに理解しているので、待ってあげたり、もっと気軽に話をすることができるんです。お互いに正直でいるおかげで、セブンティーンの団結力は強いのだと思います。
ジョシュアが思うセブンティーンの最も大きな武器は何ですか?
先ほどお話しされたように、一番大きな武器はやはり団結力ではないでしょうか。団結力は一瞬で作られるものではありません。アルバムを作り、ステージに上がるまで、私たち13人が一緒に時間を重ねて積み重ねなければなりません。その時間が一つになって、ステージに立った時に「セブンティーンだけのステージ」と言えるエネルギーが発散されるのだと思います。
来年はセブンティーンのデビュー10周年です。振り返ってみて、最も記憶に残る瞬間を5つ選んでみてください。
セブンティーンのメンバーとしては、最近10月に高陽で行われた<RIGHT HERE>コンサートが最も記憶に残っています。今回の高陽コンサートでは、これまであまり披露してこなかった曲をセットリストに追加したんです。キャロットの皆さんに早くライブを見てもらいたくて、その気持ちが強かったです。なので、まずは高陽コンサートが思い出に残ります。昨年の<2023 MAMA AWARDS>で大賞を受賞した瞬間、今年のミニ12集<SPILL THE FEELS>活動期間も忘れられません。個人的には、今回の<ARENA>、そしてバリーと一緒にカバーフォト撮影を行ったことも印象に残っています。雑誌のカバーモデルに選ばれることは簡単なことではないとよく分かっているので、感謝の気持ちでいっぱいでした。それに、撮影現場でもより一層頑張りました。最後に、バリーのアンバサダーに選ばれた瞬間も挙げたいですね。
2025年はセブンティーンのデビュー10周年ですね。特別な計画や目標があると思いますが、来年セブンティーンとしてぜひやってみたいことはありますか?
今すぐ来年というわけではなくても、必ず成し遂げたいことが一つあります。それはグラミーアワードのステージに立つことです。私だけでなく、すべてのアーティストの夢だと思います。そして、まだセブンティーンを知らない全世界の音楽ファンに私たちの音楽を知ってもらうことができるコンサートをたくさん開催したいです。
今もワールドツアー<RIGHT HERE>を行っているところですが、歌手たちは普段、ステージに立つ直前にどんなことを考えているのか気になります。
「失敗しないようにしよう」という考えが一番多いです。そして、「準備してきたことをしっかり見せなければ」とか、「何より今、私が立つこのステージで真心を込めてやらなければ」と常に決意しています。「体力をうまく配分しないと」とも考えます。セブンティーンのコンサートは時間が長く、パフォーマンスの難易度も高いので、体力管理が本当に重要なんです(笑)。
これまで10年間、数多くのステージに立ってきましたが、その中で規模に関係なく、ジョシュアにとって最も特別だったステージはありますか?
前の質問でも言いましたが、やはり高陽コンサートが一番特別でした。その理由は自分でもよく分かりませんが、間違いなく私の心に強く響いたステージでした。今回のコンサートを通して、「本当に幸せだ」と思った瞬間が最も多かったです。キャロットの皆さんからたくさんの応援をいただいたおかげだと思います。
分野を問わず、10年間同じ仕事を続けることは素晴らしいことだと思いますが、今のジョシュアにとって一番大きな原動力は何ですか?
何かの仕事を控えていたり、難しい瞬間に直面したとき、いつも思い出すシーンがあります。それは、客席でステージの上の私を見ているキャロットの表情です。そのシーンを思い浮かべると、私がこの仕事を始めた理由、そして今までなぜ続けているのかを再認識させられます。キャロットの皆さんが私の最大の原動力です。
セブンティーンとして活動しながら多くの経験をしてきましたね。ステージに立ち、フォトシュートをし、旅行に出かけて。そんな中で、どの瞬間が一番楽しいですか?
どれも一つに絞れないくらい楽しかったです。だからこそ、10年間ずっと活動を続けられたのだと思います。それはただの言葉ではなく、本当に。セブンティーンとして活動するすべての瞬間が、今でも楽しいです。
逆に、活動しながらまだ難しいと感じることはありますか?
すべてのアーティストが感じることだと思いますが、ステージに立つまでの準備過程は毎回難しいです。手を抜けないからこそ。ステージを見に来てくださる方々は、みんな期待を抱えて時間を割いて来てくださいますよね。当然、私も最高のコンディションでステージを作らなければなりません。そのことを考えると、何一つ手を抜くことはできません。フォトシュートも同じです。撮影に来てくれたスタッフの方々や、そのフォトシュートを見るファンの方々も、このフォトシュートに期待していることがあるからです。
前回のインタビューで「アレナ」で三行詩を作ってくれましたね。今回は少し難易度を上げて「セブンティーン」で三行詩をお願いします。
セ セブンティーン! 永遠であれ、愛してる。
ブ ブン(分)明に私たちは10年でも20年でも30年でも長く続くから、心配しないで。
ティ ティン(友)達よ~ 本当に愛してるよ!
やっぱり三行詩の達人ですね。もうすぐ誕生日(12月30日)ですね。これまでで一番記憶に残っている誕生日はありますか?
メンバーと一緒に日本で誕生日を過ごしたことがあります。みんなで食事をしながらウィスキーを一杯ずつ飲んだのですが、その時飲んだウィスキーが今でも時々思い出されます。その日が一番楽しかった誕生日だったと思います。
今年の誕生日には特別な計画がありますか?
私の誕生日は年末なので、デビュー後は誕生日の日にキャロット(ファンの名前)に会う機会が多かったです。今年もキャロットと挨拶できるといいなと思っています。
今、セブンティーンを見て歌手を目指す人たちが多いですが、後輩になるかもしれない友達に何か言いたいことはありますか?
外見だけでなく、内面も大切にしてほしいと思います。長く健康に活動するためには体力管理が本当に大事だと感じています。もしその過程でつらいことがあったり、一人で悩んでいるなら、周りの人たちに助けを求めるように伝えたいです。体も心も健康な大人になればこそ、夢も叶えることができるから。
もし10年前のジョシュアが今のジョシュアを見たら、何と言うでしょうか?
今のままでいいよ。これからも真心を込めて頑張りなさい。ずっと、諦めずに続けなさい。
最後に、10年前、セブンティーンとしてデビューを控えていたジョシュアに一言お願いします。
体力管理をしっかりしてね。君がしっかり管理していれば、今の僕が楽になるから。(笑)体に良くない食べ物をあまり食べ過ぎないように!