ディオールとともに行った<マリ・クレール>11月号のカバー撮影はいかがでしたか?
新しい自分を見せたいと思い、撮影前にかなり悩みました。緊張もしましたが、現場の雰囲気が良かったので楽しく取り組むことができました。すべての瞬間が長く記憶に残ると思います。
その悩みの中で楽しく取り組んだおかげで、ヘリンの多彩な面が写真に表れたようですね。いつも通り忙しい日々を送っているのでしょう?次に進む前には心の整理が必要になることもありますよね。その時はどのように時間を過ごしますか?
普段は散歩が好きで、考えを空っぽにしたいときは、ただ無心で歩きます。ただ心の向くままにあちこちと。(笑)悩みがあるときや気分転換が必要なときは、よく使っているノートを取り出して、今の思いや感情を書き留めます。一人でその気持ちをより深く見つめることで、また力と勇気をもらえるような気がします。
昨年7月22日はニュージンズのデビュー2周年でしたが、その活動の中で最も印象に残った瞬間として東京ドームのステージを挙げています。ヘリンにとってその日の記憶はどのように残っていますか?
何にも代えがたい貴重な経験でした。特にステージで見たファンの目が印象に残っています。その中には言葉では表現しきれない多くの感情が込められていると感じました。無数の目と向き合うことは私にとっても初めてのことだったので、「私がこの瞳の中にある感情に向き合ってもいいのかな?」と思ったりもしました。だから、その時は完全に直面できなかったような気がします。次にまたそんな機会があれば、今とは違う感覚になるのではないかと思います。
ステージで観客とコミュニケーションをとる過程で最も重要だと考えることは何ですか?
体の動き一つ一つに集中していると、観客とコミュニケーションをとるのが不足していると感じることがあります。逆に観客との交流に重きを置くと、ステージが物足りなく感じることもあります。この二つのバランスをとることが最も重要だと思います。最も難しいことでもありますが。(笑)
純粋な気持ちが通い合うとき、そして真心のこもった愛を感じるときに美しいと思います。美しいものは結局、目に見えない、言葉で説明しにくいものではないでしょうか?何かを表現する過程で、大きな喜びに包まれる瞬間があります。そのとき、少し煌めくような感じを受けることもあります。私を前に進ませてくれる、そんな感情を愛しています。
インタビューの中で「心の中に感じることがたくさんあるけれど、それをステージで他の人と一緒に感じられるように表現するのが難しい。未熟だけれど少しずつ理解しようとしている」と言っていました。音楽やステージを通じて無形の感情を伝えるプロセスは、ヘリンにどのような影響を与えていますか?
心の中で考えることとそれを外に表出することは非常に異なりますよね。内面に抱えていたものを世に出す過程で、逆に自分自身にもっと集中するようになります。他の人たちに近づくために、音楽の中でどのように表現すればいいのか、ステージでどのように見えるのが良いのか悩む中で、私という人間の幅も広がっていると感じています。逆に、人々が私を通じてさまざまな感情を感じているのを実感する瞬間もあります。私も音楽やステージを通じて癒された経験が多いので、これがどれほど神秘的なことなのかを知っています。このような相互作用が増えるほど、私も成長していくのではないかと思います。
心の奥深くを見つめ、またそれを表現することを繰り返しながら成長しているという実感がありますね。<マリ・クレール>11月号のテーマは「shining」です。輝くヘリンの目がより「輝く」瞬間はいつですか?
新しいことを発見したり、理解したりするときです。(笑)好奇心が旺盛なので、自分が興味を持つ分野やテーマについて話すときにはワクワクします。最近は人間の内面世界に興味を持っていて、最近そのことに関する本を読みました。その中に含まれている洞察には驚かされました。それについて母と話し合った記憶があります。
本を読みながら貴重な考えを発見したとき、どんな思いがしますか?
輝くものに出会ったような気がします。目に見えないし触れることもできませんが、その思考が私の中に積み重なっていくと考えると気分が良くなります。(笑)
最後の質問です。ヘリンが美しいと思うものには、どんな共通点があると思いますか?
純粋な心が通い合うとき、そして真心のこもった愛を感じるときに美しいと思います。うーん、美しいものは結局、目に見えない、言葉で説明しにくいものではないでしょうか?何かを表現する過程で、大きな喜びに包まれる瞬間があります。そのとき、少し煌めくような感じを受けることもあります。私を前に進ませてくれる、そんな感情を愛しています。