COSMOPOLITAN 2024年10月号 aespa ウィンター
cosmopolitan aespa winter
今日の撮影を見ていると、美人なのに同時に美少年みたいな感じもあります。多くのファンがそのハンサムさに熱狂していますが、そのムードはどこから来るのでしょうか?
ハハ、ショートヘアの時、「SPICYの活動の時は特にそういう言葉をたくさん言われましたね。中性的な魅力があるって言ってくださる方が多いんです。兄がいるせいか、小さい頃から活発だったんですけど、そういう性格のせいもあるみたいで。
華奢な体型なので想像もしていなかったのですが、海東劍道が好きで、ダンスも得意なところを見ると、体を動かすのが得意なんですね。
小学生の頃、剣道場に通うと文化商品券をくれるというので、兄と一緒に通い始めました。私たちメンバーはみんな段位習得が早いのですが、私は細かいところまでしっかりやるほうです。
もともと几帳面な性格なんですか?
仕事の時だけですね。(笑)
働くときの自分と休むときの自分はちょっと違うんですか?
仕事の時は計画的で理性的で、一週間前に何時から何時までのスケジュールを組んで、30分前に移動時間を決めて、移動して何をするかを考えてます。逆にオフの時は、友達と遊びに行くときは、どこに行くか、何時に会うかも決めないので、朝「起きてたの?」と連絡して会って気分で行く場所を決めて遊びに行きます。それと、とても感傷的です。
アクション映画が好きなんですよね?
マーベルにハマった時期があったんです。最初はトールが好きで、ロキが好きで、ウィンターソルジャーが好きでした。
ハンサムなキャラクターが好きなんですね。
ハハハ。
ウィンターソルジャーに似てるヒーロー、誰ですか?
難しいですね。私は誰に似てますか?
性格は違うけど、美貌で言えばスカーレットウィッチ?
え~、私はグルートにします。ベイビーだけど、たまに「ジャイアント」になるからね!
名前と違って暑さに強く、冬より夏が好きですよね?
寒がりなので、暑さには強いので夏は大丈夫ですが、雰囲気は冬の方が好きで、白い雪が積もっていて、ショールに包まれたような、暖かい感じが好きです。
日本のファンの間では「フユコ(冬の子)と呼ばれているそうです。
素敵な愛称ですよね。(笑)
「ウィンター」という芸名が決まった時の気持ちはどうでしたか?
モア、ミリ、白雪などたくさんの候補があったのですが、「ウィンター」はすごくユニークで中性的な感じもあり、軽快な感じがすごく気に入りました。ちょうどその時、私はウィンターソルジャーが好きだったんです!
釜山と梁山に住んでいた幼少期はどんな子供でしたか?
子供の頃は本当に怖がらず、自尊心もすごく強くて、注射を打たれても泣くどころか注射針をずっと見ていました。(笑) 走るのが好きで、自転車に乗っていつも家の裏山に登ってかくれんぼをしてました。
思春期はどうでしたか?
友達と遊ぶのがすごく好きで、親に「今日は友達の家で寝てくる」とか、「今日は友達と一緒に泊まってもいい?」と言ったりしてました。
どんな友達と仲良くしましたか?
面白い友達のクラスに、「活発で楽しく遊ぶ」みたいな友達がいるじゃないですか。すごく好きでした。そこでは、私はよく笑う友達でした。(笑)
笑いも涙も多いと聞きましたが、普段はどんな時に笑いますか?
ちょっとTMIなんですけど、くしゃみの音が好きで、他の人がくしゃみをすると笑えます。
かわいいTMIですが、なぜそれが面白いんですか?
わからないですけど、撮影してるときに遠くからくしゃみの音が聞こえると、本当に面白くて爆笑してしまいます。(笑)
泣くときは?
私は本当に、本当に、悲しみが一滴でもあると泣きます。映像を見ようが、ニュースを見ようが。
実の兄との優しいカカオトークでも話題になったんですけど、普通の兄妹には見られない姿ですね。
私が仕事を早く始めたので、10代の頃からソウルに上京して住んでたので、家族への愛着が強くなったようで、家族に愛想を振りまいてます。
今日ちょっと話をしたのですが、話し方や表情や手振りから愛されているのが伝わってきて、どこに行っても「ああっ!可愛がられないですか?あの子?
そうですか?そうなのかな?(笑)
中学生の頃、先導部、全校生徒会長、全校副会長を務めたり、数学特別クラスに入ったりするところを見ると、模範生だったんですね。
勉強を頑張るタイプではなかったですね。読書室に行くと、カップラーメンを食べながら遊んでる時間の方が長かったんです。分かりますよね。(笑) でも、国語よりも数学が好きだったんです。国語は曖昧なんですけど、数学は公式一つで応用して答えを導き出す明確な科目なので、比較的楽でした。
いつから歌手を夢見ていましたか?
私が幼稚園に通っていた時、両親がクォン・サンウさんが出演していた当時流行してたドラマを見たので、その時、私が「私はクォン・サンウに嫁になる」と言ったそうです。(笑) そうしたら、お母さんがそのためには芸能人でなければならないと言ったので、その時から本当に漠然と芸能人の夢を抱いてたと思います。そして成長するにつれて、ワンダーガールズ、少女時代の先輩たちを見て夢を膨らませたけど、その夢を口に出すのはとても恥ずかしくて、プロとして歌ったり踊ったりする人でなければならないので、私があえてその夢を抱いてもいいのかと思ってました。母に勇気を出して「お母さん、私も歌手やるよ」と言ったら、「歌手ならもっと早くソウルに行くべきだったのに、もう遅いよ」と言われました。そうしたら、たまたまキャスティングされたんです!「オーケー」とすぐにソウルに行きました。(笑)
恥ずかしかったですね!そういう子が天職なんだそうです。
練習生になってからも、本当に親しい友達の一人か二人以外は、本当に誰にも話さなかったんです。デビューのティーザーが公開されて「これ、お前か?」と言われた時も、最後まで秘密にしてました。学校の友達は誰も知らなかったです。そういえば、練習生時代もタルプロレン帽をたくさんかぶってましたね。(笑)
自分にはなれそうにないと思っていたあの人になってるんです。感想はどうですか?
学生時代、年末になると友達と「今日は歌謡大祭の日だ」とドキドキしていたのがつい昨日のことのようで、まだ実感がわかないです。誰かにそんなドキドキを与える存在なんだろうか?ファンの方々とコミュニケーションするとき、「今日すごく辛かったけど、ウィンターがバブルメッセージを送ってくれて笑う」と言われると、本当に「私が何言ってんだ」と思いながらも、力になれる存在だと感じて、不思議です。
かわいらしい人ですね。私も今日、「オタク入門」しました。
うわ~、ありがとうございます!(笑)
aespaは「鉄の味」コンセプトでK-POPシーンで独歩的なキャラクターを構築しています。コンセプチュアルな設定、強烈な音楽、シネマティックなミュージックビデオまで、ブランディングがよくできているグループです。ウィンターはグループコンセプトについてどう思いますか?
コンセプトがはっきりしているのが私たちの最大の武器です。最初は私たちも難しいと感じた部分もありましたが、進むにつれてそれが私たちの武器だと感じてます。今は楽しんでます。(笑)
2回目のワールドツアー中ですが、世界を回ってみていかがですか?
国によってエネルギーも違うし、文化も違うので、時間があるときはその地域の有名な市場に行ったり、海を見に行ったりしてます。シカゴでは湖を見に行ったり、ロンドンではコーヒーを飲みながら路地を歩くのが楽しかったし、メキシコでは登山をしました。ケーブルカーで行くこともできたんですけど、それだと森の匂いや土の匂いを感じられないので、「私たちはいつも座ってるから、こうしてでも歩かなきゃダメだよ」とマネージャーを誘って登りました。メンバーは?休んでましたね。(笑)
歩くのがすごく好きなんだそうですね。
僕は目的地を決めずに、引き寄せられるままに路地裏に入るのが好きで、その光景を初めて見るような感覚が好きなんです。すごく好きで、韓国なら地図アプリも見ないで歩きます。
世間が考えるウィンターはどんな人だと思いますか?
オンとオフが違う人。ステージの上ではすごく真面目で、降りてくると解き放たれる人って言われるんですけど、ステージに上がるとファンのエネルギーを受け止めながら表現できる幅が広がりますね。
ウィンターが考えるウィンターはどんな人ですか?
私は嘘をつくのが苦手で、透明感があるので、黙って好きなことを言っていても、「私、今、これがすごく好きなんだ」というのが伝わってくるみたいで、愛情表現はあまり大きくないですが、私が本当に何かをするときは純度100%の感情で、本気なんです。
自分自身の好きなところは?
私は、よく壊れやすいと言われるのですが、仕事ではミスが少ないのが長所でもあり短所でもあるのですが、完璧主義的な気質があり、満足することができず、さらに挑戦し続けることが多いです。今回のコンサートでは、私のソロステージが照明とカメラになるように細かく入らないといけないので、照明監督さんとカメラ監督さんを少し困らせました。(笑) 「この時はこのサイズが良さそうだし、ここはフルで撮った方が良さそうだし、ここは光が同心円を描くように入るようにしたい」など、一つ一つチェックしながらリハーサルしてモニターして、間違った部分は修正してもう一度追加して、少し大変だったでしょうが、努力してくださったおかげで、それだけステージの完成度が上がりました。
若いアーティストなのに、ステージ演出にも意見を出し、細かくチェックするんですね。
グループステージの時は、演出監督が描いてる絵があると思って介入しないんですけど、ソロ曲をやる時は、自分の意図したことをもっとうまく表現したいと思って意見を出します。
ウィンターが考えるプロフェッショナリズムとは?
他の人が嫌がること、面倒くさいことをコツコツやる人。それが本当のプロだと思うんです。時間が経てば緩んだり、面倒くさくなったりすることをやり続ける人っていますよね。
自分をよく律するほうですね。
本分を忘れてはいけないと思うので、ボーカルレッスンやダンスレッスンは欠かさず、個人練習もたくさんして、ストレスが溜まるけど、自分が足りないと思ったら、絶対に足りない姿を見せられないという思いで、足りなくなるまでやります。
負けん気がありますね。
そうですね。(笑)
ウィンターとしての抱負は?
最高のものをお見せしたいです。少し足りない時だけ「違う、違う」と気を引き締めます。私たちは頻繁にステージをするけど、誰かにとっては一生に一度のステージかもしれないじゃないですか。だから、人生の最後の公演であるかのように、すべてのステージに最善を尽くします。明日は歌手であることを忘れずに。
キム・ミンジョンとしては?
ウィンターという野心的な友達が、たまにキム・ミンジョンに乗り移ることがあるんです。「違う、私はただの人間なんだから」と。(笑) オフの時は、全部捨てて、ただ幸せになろうって思ってます。
ウィンターと仲良くなりたいという女性アイドルが多いんですよ。
誰ですか?仲良くなりましょうよ、私たち。
後でオフザレコードで。(笑) ウィンターが仲良くなりたい先輩、後輩、同僚はいますか?
練習生時代を一緒に過ごしたKep1erのジェヒョンとは仲良いですが、その友達以外にはあまり知り合いがいません。親しくなりたい人はたくさんいます!一番親しくなりたい人は、IU先輩です。最近コンサートを観に行ったのですが、小さいのに一人で引っ張っていく姿が素敵で、本当に尊敬する先輩です。そして、NewJeansがかわいくて、とても上手いです!
ウィンターは何を信じていますか?
私は野心は多いですが、誰かと戦って勝つのではなく、自分自身と戦って自分を一段と成長させる人になりたいです。「昨日の自分より今日の自分が良い」という言葉を信じたいです。だから、今日より明日のウィンターはもっと良い姿になってるはずです!